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「働きたくても、働けない!」そんな声を受けて、「子連れ出勤」を認める企業も増えてきています。
そもそも企業が「子連れ出勤」を採用する理由はなんでしょうか?
詳しく調べていきましょう。
近年ではそもそも共働きが増え、働き方のスタイルも多様になってきています。
仕事も子育ても両方大事にしたいと考えている方が増えてきています。
そういった中で企業が子連れ出勤をする理由はなんなのでしょうか?
企業が「子連れ出勤」を採用する大きな理由としては、優秀な人材の確保にあると言われています。
従業員の退職理由に出産や育児があると言えます。
厚生労働省の調査では女性の出産前の就業率が約7割に対して、出産後には約25%程度まで低下していると言われています。
出産をきっかけに仕事を退職したけど、もう1回ちゃんと働きたいと思っている女性は多いと思います。
そういった人材の確保にもつながる可能性があります。
前述の人材確保と近い部分ではありますが、外向きの発信に利用している点です。
企業として「子連れ出勤」を認めることで、あの会社は子どもが産まれても働ける職場なんだということをアピールすることができます。
無制限に職場に子供を連れて行ってよいわけではありません。
企業側としては下記のような点を考えておく必要があります。
子供にとって安全な場所を考えていかなくてはいけません。
また子供が歩き回ることができる年齢なのかで危険な場所も変わってきます。
職場が広い場合には、危険な場所も多くあるかもしれません。
子供にとっての危険物は届かないようにしておくとよいでしょう。
お母さん、お父さんが職場面倒を見れれば特に問題はないかもしれません。
仕事モードに入ったら子供を気にしないなどそういったケースもあるかもしれません。
特にITの進歩により、仕事を行うのは基本的にPCだと思います。
コードやスイッチの場所は大人なら気にしないと思いますが、意外と子どもの目線から近いです。
電源・スイッチ類をボックス等で隠すなどの対策も必要になるかもしれません。
あるゆるケースを考えて本当に子連れ出勤が可能になのかを検討しましょう。
子供の性格等によっても、子供の負担は変わってくると考えられます。
親と一緒にいることで大人しくなる子もいます。
単純に画一的に子連れ出勤できるという訳ではないと思います。
子連れ出勤を制度として導入するのであれば、就業規則に規定する必要があります。
子連れ出勤の要件や、子連れ出勤出来る子供の年齢、労働時間などをしっかりと就業規則に設定しましょう。
育児が理由での退職も減るし、優秀な人材を集めることができるという点で子連れ出勤は長い目で見ると会社にプラスで働くと思います。
社員が一丸となり子供を育てながら仕事をする環境は素晴らしいと思います。
もちろん子連れ出勤制度を取り入れるのは相当難しいのは間違いありませんが、メリットは多くあると考えています。
多様な働き方が認められていく社会ですので、新しい働き方を模索する会社が増えていけばより良い社会になっていくのではないかと思います。
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