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コラム

アイドルの卒業発表から見る!そもそもアイドルってどんな契約なの?

9月20日のブログにて、乃木坂46ではTOPクラスの人気を誇った西野七瀬さんが今年いっぱいでの活動を終わりにして卒業すると発表されました。
西野さんは卒業までに1年以上事務所と話し合いをしてきたそうです。
そもそもアイドルが普通の正社員であれば、退職する権利は当然あります。
おそらく就業規則の規定や社内規定に沿って辞めると思います。
今回はアイドル業界の労働や退職方法について考えてみましょう。

そもそも事務所とアイドルはどんな契約になっているの?

アイドルと会社との間の契約が通常の契約ではないケースがあります。
「業務委託契約」などである場合には、労働者には該当しないので、保証が存在しません。
本来であれば労働者であれば、最低賃金や残業規定や有給休暇などの制度があります。
このようにアイドルの労働は問題とされるケースが多いです。
そのため、下記のような通達が出されており、「芸能タレント通達」と呼ばれています。

以下は、芸能タレント通達の主な内容です。

当人の提供する歌唱、演技等が基本的に他人によって代替できず、その芸術性や人気などについて当人の個性が重要な要素となっていること。
当人に対する報酬が、稼働時間に応じて定められたものではないこと。
リハーサル、出演時間等のスケジュール管理を除き、労働時間の拘束をされないこと。
契約形態が雇用契約ではないこと。

上記に該当すれば、労働基準法が適用されず、労働者ではない判断されます。
そのため、「芸能タレント通達」の条件に合致した内容で契約しているケースがほとんどのようです。

アイドルの退職方法とは?

今回の西野さんの退職のケースからアイドルの退職方法について考えていきましょう。

卒業発表まで長い期間会社と話し合いをしていること

西野さんはブログでこのように発言をしています。

卒業のことは実は一年以上前から事務所の方とお話をしてきまして、ついに今日皆さんに報告させて頂きました
乃木坂46 西野七瀬公式ブログ 2018/09/20

しっかりと事務所側と話し合い、卒業時期を決めたことかと思います。
特に人気メンバーであればあるほど、すぐには辞めることは出来ないので、しっかりと調整をされたことかと思います。
上記のようなことは一般的な会社にも当てはまるかと思います。
もちろん一般の労働者には、当たり前ですが退職をする権利があります。
就業規則にも定められていると思いますし、法律上の権利として認められています。
しかし単純な法律の問題では解決出来ないことがあると思います。
退職者側にも次の仕事が決まっているなど様々な事情があります。
しかしいち早く会社と従業員で話し合いをして、辞める時期などを話し合えることで円満退社ができることかと思います。

卒業発表から退職までのラグ

西野さんのケースでは、9月の卒業発表から残りの活動期間は約3か月となります。
人気メンバーの場合、特に卒業発表から卒業までの期間が長いように思えます。
2016年に卒業発表をして、2017年に卒業をした元乃木坂46の人気メンバーである橋本奈々未さんも4-5ヶ月の期間を空けて卒業をしています。
ファンや最後の卒業コンサートなどのイベントを考慮してされています。

それでは一般のケースはどうでしょうか?
基本的には就業規則で規定されている退職1か月前に退職届けを出すことが一般的になります。
しかしアイドルのケースと同様に会社のことを考えると、充分な引継ぎが1ヶ月で終わらないかもしれません。
特に退職とセットで有給を消化して退職することもあると思います。
もちろん様々な状況があると思いますが、できる限り退職までの期間を持つことで円満退職出来ます。

まとめ

アイドルの労働について調べてきましたが、基本的にはアイドルは労働者に該当しないケースが多いです。
しかしながらアイドルが卒業発表する際には、基本的なビジネスマンの退職と同様に退職をしていきます。
自分たちの事情を押し付けるのではなく、あくまで会社や事務所と話し合いを行い、円満に退職することが大事になります。

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