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先日働き方改革関連法が成立しました。
働き方改革関連法の成立前後で就業規則や人事評価や人事制度を変更した企業は多かったかもしれません。
今回は働き方改革におけるキャリアの考え方について調べていきましょう。
働き方改革で言われていることに、長時間労働の是正、柔軟で多様な働き方の実現、同一労働・同一賃金、副業・複業の解禁など様々あります。
ただし一番考えていかないといけないこととして、「人生100年時代」と呼ばれ、年功序列制度や終身雇用が崩壊した中でどのような働き方をしていけばいいのかという点です。
今の世代で考えると1つの会社で定年まで勤めるという働き方がもはや古い考え方になっています。
日本人の平均寿命も男性は80歳程度ですが、女性は90歳近くなっています。
実際に100歳超えている方も珍しくない状況です。
こうした状況の中で一番重要な点としては、60歳で定年引退してからも長いという点です。
仮に100歳まで生きたとすると、定年後の人生は40年もあります。
こういった中で、今までの働き方では対応出来なくなる可能性があります。
もちろん定年後で再就職する人も多いです。
しかし定年後の方が新しい仕事に挑戦して、別分野でバリバリ働くというのは現実的ではないです。
結局は限定的な働き方になってしまう可能性が高いです。
こうした中で考えてほしいのが複業・副業です。
勤めている会社が複業・副業を解禁していたらどうでしょうか?
今の会社にいながら新しいスキルを獲得することも出来ますし、今までに経験することが出来なかった仕事をすることも出来ます。
こういった新しい働き方が出来れば新しいキャリア形成が可能になります。
今までは複業・副業は原則禁止とされてきました。
しかしこういった働き方改革の中で厚生労働省が作成しているモデル就業規則も変化してきています。
原則として副業ができることを明記した上で例外的な場合にのみ会社が副業を制限する規定となりました。
もちろんこれはあくまでモデル就業規則ですので、実際は勤めている会社に確認が必要です。
複業・副業解禁をすることで会社側はどんなメリットがあるのでしょうか?
複業・副業を解禁することで、社員が自社以外で働くようになります。
自社とは違う業界や会社で働くことで、新しい情報や知識を社内に入れることができます。
そういった情報を社内に還元することも出来ます。
いわばコストゼロで社員研修が出来るようなイメージです。
自社で複業・副業を解禁することで、他社で働いている方が複業・副業ということで働いてくれる可能性があります。
週5フルタイム正社員にこだわらなければ、優秀な人材が時短で働いてくれることもあります。
副業・複業を解禁することで、色々なことに挑戦したいと考えている社員の満足度を上げることができます。
多様な働き方を会社が提供できれば、優秀な人材から選ばれる会社になれます。
働き方関連法案が成立して、今後の働き方やキャリア形成がますます変わってくる可能性があります。
そうした状況の中で、就業規則の整備や社内の労働環境など見直していく必要があると思います。
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