求めている人材像を 変化させないといけないのですよ。 ということをお伝えしています。
部下から相談されたり、お客様から相談されるというのは、大変ありがたく、うれしい気持ちになります。
頼っていただけること自体がありがたい、そう思って毎日仕事に励んでいます。
そしてお客様でも、部下でも、相談してくれる相手に提供する「価値」は2つある、ということをご存知でしょうか。
例えば、〇〇について教えて欲しい、という相談の場合、どのように対処していますか?
弊社は社会保険労務士事務所でもありますので、従業員との労務トラブルなども抱えた方と普段接する機会も多く、特にこの2つの価値を意識しています。
今回はそのポイントを少しだけご紹介しますね。
人が部下やお客様に提供する価値には2つあります。
機能的価値と、感情的価値の2つです。
例えば労務トラブル、従業員との雇用契約終了時のトラブルを抱えた方が相談に来たとしましょう。
労務トラブルでは、とても従業員本人も、経営者も、とても繊細になっており、そのタイミングでお伝えする一言一言が、相手の人生や経営に深く影響することは間違いありません。
ここで〇〇をした方がよい、〇〇はしない方がよい、
このように専門家から、専門的なアドバイスは正確で、もしくは答えがない課題であってもより正確だと思われる方をお伝えするということは最低限必要です。
これは、専門家たる機能を、きちんと提供しているか、という「機能的価値」となります。
一方で、このようなお悩みを抱えた方というのは、経営者であれ、人事担当者であれ、社内には相談が出来ず、一人で抱えている場合が多いです。
経営者であれば特に、弱みを見せたり、「つらい」という事が出来ず、一人で家で耐えている、という状況が大半ではないでしょうか。
この時に、相談を受けた際は、その方の感情に配慮して、まずはご相談いただいたことに感謝するとともに、そこまで一人で闘ってきたことを称える、そのような姿勢が大切です。
相談もできず、社内に弱音を吐くこともせず、一人で最前線で闘ってきた、そのような姿に敬意を払う、そしてねぎらう、そのように心がけています。
それが本人にとって気持ちが少しでも楽になればいいですし、これが相談していただいた側の「感情的価値」です。
そしてより相談される側が専門性が高まれば高まるほど、機能的価値は、WEBや本で調べれば見つけることが出来るので、より感情的価値が大切になってくるのです。
これは部下から相談された組織人も同じです。
人に提供する価値は、この2つがあることを意識しておくと、とても良いかと思います。
最悪、感情的価値だけでも、人は救われるのだと思います。
求めている人材像を 変化させないといけないのですよ。 ということをお伝えしています。
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