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コラム

就業規則はネットのひな型を絶対使用すべきではないたった一つの理由

普通の企業の方が、就業規則をインターネットからダウンロードしてきた雛形で対応しようとする場合があります。
ただとても危険な場合があります。
今回はその理由についてみていきます。

出張の間の外食はすべて会社負担にする??!!

例えば最近見たひな形であったのが、出張の際の外食費はすべて会社負担とすると言い切っているひな形です。
会社の命令で出張をするので出張の規定はあったほうがよいでしょう。

ただ、出張先にいても、出張しなくても、その方が食べる飲食代はそんなに変わることは考えられません。
たしかに出張に行くと、自炊ができなくなるので、すべて外食になるというケースは考えられます。
ですが条件や一定の縛りもなく、当然のように出張の間の外食は会社が支給する、と規定するのはいかがなものでしょうか?

もちろん、会社と従業員が話し合い、それで規定すると決めた上で対応しているのであれば、何ら問題はありません。
ですが問題は、単にひな形を持ってきてそれを会社の就業規則にしている場合です。

就業規則は一度規定すると、会社のルールとなります。

そして運用していく中で「やはりこれはやめておこう」などとどんどん変化するものでもあるでしょう。

ただ、一度規定したものを、従業員の不利に変更するには、従業員の同意書など、一定の縛りがあります。
会社がコロコロと変更していくことは出来ないのです。
ルールになったからには、特に従業員に不利になる変更はしにくい、そうお考え下さい。

「使用者は、労働者と合意することなく、就業規則を変更することにより、労働者の不利益に労働契約の内容である労働条件を変更することはできない」

と規定されています。
ですから会社が労働者の不利益に就業規則を変更したとしても、社員の意見を無視して無理やり就業規則を変えようとする場合は、原則として無効になります。
例外的に一定の要件を満たせば、全員と合意することなく不利益変更は可能です。
しかし基本的には社員の意見を聞かなくてはいけませんので、安易に就業規則を作成することは絶対にやめてください。
特に話し合いや吟味もせずに、出張の際の外食費はすべて会社負担とする、という規定は、一度ルールにすると変更しにくいものですから、よくよく考えてルールつくりをしていくことをお勧めします。

まとめ

インターネット上には就業規則のひな型が落ちています。厚生労働省からもモデル就業規則が出ていますが、これは厚生労働省が出しているのでこのようなことはありませんが、それ以外の作成者が不明な就業規則をそのまま使うことはお勧めしません。
その会社の社員と会社が話し合って作られた規定なので、本来は会社が100あれば100通りのルールがあるはずなのです。
ひな形を使って、いつのまにか思ってもいなかったような規定が適用されないよう、ルールを作る際には、一条一条きちんと読み込んで納得の上で規定を作ることをお勧めします。

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