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コラム

社長が考えておくべき定年制廃止のメリット・デメリットとは

今回は社長が考えておくべき定年制廃止のメリット・デメリットについて考えていきます。

定年制廃止のメリット

・経験やスキルを持った社員に留まってもらえる
・育成コストが削減できる
・スキルなどの継承がしやすい

従業員も長年の経験とキャリアを、今までよりも長く社会や会社のために使うことで働く意欲も高くなります。
優秀な能力を会社の後進のために指導してくれます。
多くの人が残ることで、育成コストも下がりますし、企業側にとっても優秀な人材を育ててくれるはずです。

定年制廃止のデメリット

定年制のデメリットはなんでしょうか?会社としてどのようなデメリットがあるのか考えてみましょう。

会社にとってのデメリット

・ポストが不足し、雇用に関する管理業務が増える
・人事が停滞し、若年者の雇用に制限がかかる可能性がある。
・高年齢者を活用する際には職務開発が必要となる。
・高年齢者も勤務する際に、設備改善や職場環境改善等のコストがかかる
・高年齢者の教育にコストと時間がかかる

このように、定年制をなくすことには、人事が停滞し新しい風が吹きにくいというデメリットがあります。
また高年齢者への教育についての時間とコストがかかることとになります。
定年世代は若手よりも経験やスキルがありますが、実際にこれからの会社を引っ張っていくのは30代、40代の若い世代です。
いまだに日本は年功序列の意識が強く、年齢が上がるにつれて賃金を多く支払う必要があります。

作業や被災リスク

定年がないということは、高年齢者も引き続き勤務することが出来ることになります。
そうなると、次の作業効率についてリスクがあると言えます。

・健康面の不安、動作が遅いと生産性が低下する
・健康に関する不安があると、判断力、俊敏性が低下する
・視覚・聴覚の衰えによりトラブル増加が考えられる
・会社がとるべき安全配慮、健康管理がよりいっそう必要となる。
・労働災害(つまづき、人との接触)の発生リスクが増える
・車両の運転等に危険がある。
・退職の決定の際の労務管理上のトラブルが発生する可能性がある。

このように定年制がなくなると、高年齢者を雇い続けることのリスクと、明確な退職の期日が決まっていないため、いつ退職とするのかが不明確になりがちです。

士気についてのリスク

・若年者から昇給・昇進の機会が遅くなるため不満が増える可能性がある。
・年金を受給しながら働くため、仕事に対する積極性が低下する

まとめ

このように定年制を廃止すると、メリットだけでなく、デメリットも発生します。特に、会社がとるべき健康管理、安全管理についての配慮義務については従来以上の太陽が必要になるでしょう。また、人為が停滞するため、若年層のモチベーションが下がることも考えられます。
とはいえ、人生100年時代と言われている時代に突入しています。いつまでも元気にはつらつと働く社会を目指したいものです。

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